LED電球は、一般的な電球に比べ非常に長持ちです。その理由は、それぞれの光の出し方の仕組みが関係しています。
一般電球
一般的な白熱電球は、フィラメントと呼ばれるものが中に存在しています。フィラメントとは、タングステンなどの素材でできた細い電線をコイルのように巻いたもので、これに電流を流すことで光を放っております。このフィラメントは、光を出す時に高温になり、徐々に劣化をしてしまいます。その結果最後には切れてしまい、フィラメントが切れた電球は光ることができなくなります。
LED電球
LED電球は、上記でご紹介したフィラメントに代わって発光ダイオードを使って光を放っています。発光ダイオードは、ゲルマニウムやシリコンなどを材料としており、固体なのでフィラメントのように切れるということがありません。その為、一般的な電球に比べ、LED電球は長持ちなのです。
また、LED電球は振動に強いという特徴もあります。一般的な電球は、フィラメントの特性上、振動によって切れる恐れがありますが、LEDは、固体の為振動で切れる心配がありません。その上、外周部はシリコン樹脂などでコーティングが施されている為、白熱電球や蛍光灯よりも衝撃に強いです。